外出を自粛して読書している方も多いと思います。
私が最近読んだのは、中野信子著「空気を読む脳」です。
私がえっ?と思ったのは、
第3章の「褒めるは危険」の中で、
「褒めて育てるは正しいか」と問う内容です。
詳しくは本書を読んでいただければと思いますが、
「成績(結果)がいい」ことを褒められていると、
挑戦しなかったり結果が良いとウソをつく割合が増えるのだそう。
褒め方には注意が必要で、その子の性質や見た目の結果ではなく、
その努力や工夫に着目して評価することが大事と結論付けています。
ちょっと趣旨は異なりますが、
元プロ野球選手の仁志さんは、講演の中で、
「実力を出せていないのに安易に褒めるのは選手に失礼」と言ってたな~。
選手を育てるのは大変なことだと、改めて考えさせられますね。