面白そうな本を見つけて衝動買いしました。笑
シニアのリアル?を綴った「急がば転ぶ日々」(文春文庫)です。
シニア(あえて!)の心はいつも、火の車、だけど、体は動かない!
帯のキャッチコピーが身に沁みます。笑
例えば、こんな話。
ハサミを取りに行こうとして部屋を出たところで、
剃り残したヒゲを剃ろうと思い立ち、洗面所に行くが、
洗面所で冷凍してある肉を冷蔵庫から出しておかなければと思いつく。
思いついたら即座に実行に移さないと忘れてしまう。
次に思い出すのは十年後か百年後かもしれないし…。
だがそんなことより、もうすぐ人に会うから、
その前に剃り残しを剃り、鼻毛を切らなければと思い直し、
急いで洗面所に引き返すが、その途中で、
トイレに行ってから落ち着いて剃らないと、
また剃り残しができると考え直し、トイレに寄る。
そしてトイレから出たときには、何をしようとしていたのか思い出せない。
結果的に見ると、表面的にはただトイレに行っただけに見えるが、
頭の中はフル回転しており、複雑な回り道をたどった結果であるという話。爆
シニアチームが放ったそのドローは、ただのドローではなく、
実はこうした複雑な回り道、寄り道をして繰り出したショットなのかも。
決して簡単にテイクしないように!笑