カーリング競技では、しばしば?たまーに?、
競技規則に載っていない事態が発生するものです。
このアカデミーは、実際にあった出来事を基に、
競技規則の解釈や対処方法について考えるという、
これまでにない?いたって真面目なシリーズです(笑)。
審判長!事件です!!
先日行われた東北MD大会で、こんなことがありました。
事例 1
後攻の赤チームが4投目を投じた時点で、
ハウスに入っているストーンは赤のみ5個。
赤ストーンの4投目を投じた選手は、
全ての投球が終わったと思い「赤5点」と申告し、
黄色チームの選手も同意して、
ストーンのほとんどを動かしてしまいました。
しかし、ストーンはまだ1個ずつ残っていて、
両チームの投球は完了していませんでした。
さて、この場合、
どのように対処するのが正しいのでしょうか。
ポイントとなるのは次の3点ですかね。
・互いのチームが1投ずつ残っていたこと
(エンドが終了していなかった)
・赤チームの選手が投球順を間違えたこと
(5投目を投じるべき選手が4投目を投げてしまった)
・互いが「5点」と確認して石を動かしたこと
(審判にも5点と申告した)
さて、あなたが審判ならどのように対処しますか?