青森県庁カーリング部物語

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新シリーズ!カーリングルール・アカデミー(1)

カーリング競技では、しばしば?たまーに?、

競技規則に載っていない事態が発生するものです。

このアカデミーは、実際にあった出来事を基に、

競技規則の解釈や対処方法について考えるという、

これまでにない?いたって真面目なシリーズです(笑)。

 

審判長!事件です!!

先日行われた東北MD大会で、こんなことがありました。

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事例 1

後攻の赤チームが4投目を投じた時点で、

ハウスに入っているストーンは赤のみ5個。

赤ストーンの4投目を投じた選手は、

全ての投球が終わったと思い「赤5点」と申告し、

黄色チームの選手も同意して、

ストーンのほとんどを動かしてしまいました。

しかし、ストーンはまだ1個ずつ残っていて、

両チームの投球は完了していませんでした。

 

さて、この場合、

どのように対処するのが正しいのでしょうか。

 

ポイントとなるのは次の3点ですかね。

・互いのチームが1投ずつ残っていたこと

(エンドが終了していなかった)

・赤チームの選手が投球順を間違えたこと

(5投目を投じるべき選手が4投目を投げてしまった)

・互いが「5点」と確認して石を動かしたこと

(審判にも5点と申告した)

 

さて、あなたが審判ならどのように対処しますか?