少し時間ができたので、気になる一冊を買いました。
外山滋比古氏といえば、何といっても「思考の整理学」が有名ですよね。
この新刊には、外山氏が晩年に到達した卓見の数々が記されています。
主な項目をざっと(笑)。
・キズを乗り越える努力が、人を大きくする。
・己を知ることは、敵を知ること以上に難しい。
・失敗が人を強くする。
・相反することを両立させるのが人生の知恵
・相手を思う大人の心
・冷静に公平に自分の後を考える
・ケンカも辞さないほどの覚悟が道を開く
・自分の行為は偽善ではないかと疑ってみる
・我慢の効用を見直す
・勝ったときこそ、感謝する
・”欲、半分”は美しく生きるための目じるし
・判断力を支える”考える習慣” などなど。
スポーツに関してはこんな記述も。
「ガッツポーズなんか少しも美しくない。
むしろ、あさましさを感ずるのがまっとうである。」
いろいろな意見があると思いますが、その思考も理解できます。
さ~て、この本を読んで感じたことがひとつ。
90歳までカーリングをやっていられるか?という疑問です。笑